ピッティ・ウオモ 世界最大級メンズファッション見本市リポート(1)
6月13日~16日、フィレンツェ市内でメンズファッション見本市が開催されました。毎年1月と6月の2回開催されているこの見本市は、世界最大規模を誇ります。オシャレな人が集まることで年々注目度が高まり、今年もファッション関係者が大勢集まりました。今回から4回に分けて、会場で撮影してきたバッグコーディネート写真とともにその様子をリポートします。
第一回はベジタブルタンニンレザーバッグ特集
フィレンツェは伝統革ベジタブルタンニンレザー(植物タンニンなめし革)の生産が盛んな地域。日ごろからこのベジタブルタンニンレザーを愛用しているイタリア人をよく見かけますが、ピッティ会場でもあちこちで見かけました。
●クラッチバッグ
携帯と財布くらいしか入らないような小さなクラッチバッグはオシャレ用。写真では見えにくいですが、ベルトの色合いと揃っていて統一感があります。
●ビジネスバッグ
なんでもない普通のスーツ姿ですが、長年使い込んで風合いの増したベジタブルタンニンレザーのビジネスバッグをあわせることで風格が増します。春夏にはハニーカラーを選んで爽やか&軽やかに。
●ビジネスバッグ
ハット、サングラス、ポケットチーフ、素足にモカシンでバカンス風スーツ姿に。全体を茶系に揃えてまとまった雰囲気。ベジタブルタンニンレザーのビジネスバッグはエレガントな印象を保ってくれます。
●クラッチバッグ
カジュアルなファッションにシックなベジタブルタンニンレザータイプのクラッチバッグをあわせることで、きちんとした印象に。ぼんやりしがちな淡いブルーのファッションですが、サングラス、クラッチバッグ、ブレスレットやボタンを茶系にすることでファッションにメリハリが出ます。
●メッセンジャーバッグ
メッセンジャーバッグのクラッチバッグ持ち。この大きさをクラッチバッグのように持つのは少々無理があるように感じます。また、白いTシャツだけ他のアイテムとテイストが異なるので少々下着のように見えてしまいますため、Tシャツではなく襟つきシャツにした方が無難。
●アンティーク調がまぐちバッグ
独特な雰囲気の男性はベジタブルタンニンレザーの大きながまぐちバッグをあわせて。使い込まれたベジタブルタンニンレザーは存在感が増します。
●ショルダーバッグ
今年は派手な柄のワンピースやセットアップを着た女性が多かったですが、こちらは花柄のロングワンピースの女性。ワンピースと同系色ではないブラウン系のベジタブルタンニンレザーバッグをあわせることで個性的な雰囲気に。ロングワンピースにボリュームがあるので、バッグは小ぶりをあわせてすっきりと。
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次回もピッティ・レポートをご紹介
今回はベジタブルタンニンレザーのバッグコーデをご紹介しましたが、次回以降は異なるタイプのバッグをレポートしますので次回もお楽しみに!